>防水工事にアスベストは使われているのか?【防水工事セレクトナビ】

防水工事セレクトナビ 登録希望の業者はこちら
全国通話無料
営業時間:10:00〜21:00(年中無休)

開くボタン

0120-92-1437

全国の優良塗装会社の比較見積りが無料でできる

今すぐ一括見積りスタート

防水工事にアスベストは使われているのか

掲載されている内容は当社調べの内容をライターがまとめたものであり、事実を保証するものではありません。

数10年前にテレビなどで盛んに報道されていた「アスベスト」ですが、1度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか。
そして建築関係について知らない、一般の方でもアスベストが有害な物質であることは分かります。
しかし、アスベストの具体的な使用箇所やどのような材質なのか、そしてどのように有害なのか知らないことが多いです。
また、防水工事とアスベストの関係性について、気になる方もいるのではないでしょうか。

防水工事も建築物に対して様々な素材を用いていまして、過去にはアスベストを使用していた時代もありました。
利用者側にとっては、防水工事会社がどのような素材を使用して、防水工事を行っているか分かりませんから、アスベストに対する見解や取り扱いについて気になる部分です。

それでは、防水工事とアスベストの関係性について疑問に感じている方に向けて、アスベストは今も使われているのか、どのような工法に用いられていたのかご説明します。

最近の防水工事及び防水工事会社はアスベストを使用していない

防水工事とは、屋根やベランダ、外壁など建築物のあらゆる箇所に防水加工を施す工事です。そして防水工事を行う業者は、リフォーム業者や外壁塗装業者、そして防水工事専門会社の主に3種類です。

ただ、防水工事のプロといえば防水工事専門会社といえますから、今回は防水工事会社がアスベストを使用していたのか解説します。
アスベストは人体に有害な物質でして、平成18年に規制強化されましたから使用できないようになっています。ですから、過去の使用例なども含めてご紹介します。

最近の防水工事に用いられる材料にアスベストは使用されていない

前述で触れている通り、アスベストの使用については平成18年に法改正・規制強化されたことで、微量でも使用禁止されています。
つまり、2019年時点でアスベストの使用はできません。

もちろん防水工事会社及び防水工事でも、アスベストを使用していません
ですから、アスベストに関する不安を抱く必要はありません。

ちなみに、アスベストの使用に関する法律は、0.1%以上の使用や製造・輸入になりますと、違反になります。
また、仮に使用されていたとしましても、0.1%未満の極微量となり事実上使用禁止に近い措置といえます。

過去の防水工事などではアスベスト使用例がある

2019年時点では、防水工事を含むあらゆる場面や商品にアスベストが使用されていません。
しかし、0.1%未満の規制強化が実施されたのは、平成18年と最近の話です。
つまり 12年以上前の建築物や防水工事に関しては、規制強化前ですからアスベストが一定量使用された防水工事が施されている可能性もあります。
また、アスベストの除去作業が未施工の建築物もあり、影響が排除された訳ではありません。

また、規制強化前の防水工事でも、アスベストが使用されていた時代が存在しており、数10年前に防水工事を施された屋根や外壁に含まれていることがあります。

過去の使用例について情報公開しているケースがある

防水工事会社や防水部会、材料会社の中には、公式サイト内にて過去のアスベスト使用歴について情報公開しているところもあります。
ですから過去の防水工事発注歴が確認できる場合は、どの防水工事会社に頼んだか確認しまして公式サイトなどで、アスベストの使用歴も知ることができます。

また、どのようなケースでアスベストを使用したのかも分かりますから、以前防水工事を頼んだ方にとっては、漠然とした不安を少しでも解消できるでしょう。

アスベストは防水工事に限らずあらゆる工事で使用されていた

アスベストとは、日本語で石綿と呼びます。鉱物の一種で、1970年代〜1990年代に輸入・大量に使用されていました。
また、防水工事に限らず建築現場やあらゆる商品の材料に含まれていたことで、健康被害に繋がることになります。

なぜ重宝されていたかといいますと、耐久性や耐熱性、絶縁性などあらゆる側面で優れた機能を持っている一方、安価に購入できたためです。
しかし発がん性物質を含んでおり、アスベストを使用した建築物や商品などによって健康被害が及んだことで、規制強化されました。

防水工事の種類とアスベストに関連する工事方法

過去の防水工事にもアスベストを使用した事例がありました。しかし、防水工事には様々な工法がありまして、全ての工法や作業においてアスベストが使用されていた訳ではありません
ですから改めて防水工事の種類と、どのような工法にアスベストが使用されていたか覚えておく必要があります。

それでは過去にアスベストが使用されていた工法と作業内容、防水工事の種類についてご紹介します。

アスファルト防水

アスファルト防水は、防水工事の中で歴史が長く、古くから防水工事に用いられている工法です。

合成繊維不織布と呼ばれる特殊な布にアスファルトを含ませまして、何層にも敷き詰めます。
そして敷き詰めた上にアスファルトを塗る防水加工になります。

ポイントは、何層にも分けて敷き詰めることで雨水などを通さないようにすることです。この作業をルーフィングとも呼びます。

アスベストについては過去ルーフィングや接着剤などに使用されたケースがありましたが、2019年現在は使用されていません。

ウレタン防水

ウレタン防水は、シートタイプの防水工事ではなく塗布することで、防水塗膜を形成します。
具体的には、ポリイソシアネートと硬化剤を混ぜることで、液体状態で塗布しつつ時間経過とともに硬化させることができます。

塗膜型防水加工のメリットは、複雑な形状が含まれている場所でも隙間なく防水加工を施せる点です。従って、ベランダやバルコニーなど平面の少ない場所でも、問題なく工事できます。

また、1990年代はウレタン防水工事に、アスベストが使用されていました。接着性の向上を目的として、断熱材の両面にアスベストを材料としたシートを貼り付けていましたが、2019年現在は使用していません。

FRP防水

FRP防水は、ガラス繊維強化プラスチックと呼びまして、耐久性や耐荷重に優れており船舶や駐車場の床部分など、非常に負荷が掛かる部分にも用いられています。

ポリエステル樹脂を塗布しつつ、防水用ガラスマットも何層か敷き詰めまして防水層を形成します。

そしてFRP防水にも過去アスベストが使用されていた時期がありました。主に接着性向上のために、強化プラスチックに含まれていることがありましたが、2019年現在は使用されていませんので問題なく発注できます。

シート防水

シート防水は、文字通りシートを貼り付けて防水層を形成する工法です。
塩ビシートによる防水工事と、ゴムシートによる防水工事の2種類がありまして、それぞれ特徴が異なります。

塩ビシートによる防水工事は、耐久性や紫外線などに強い点が魅力です。そしてゴムシートによる防水工事は、ゴム特有の伸縮性によってひび割れなどに強い点が特徴的です。

そしてシート防水とアスベストについてですが、シート防水に使用する材料にはアスベストは使用されていないと考えられます。

アスベストが人体に及ぼす影響

アスベストに関する情報は、問題が発覚した当時テレビなどで報道されていましたから、有害であることは知られています。
しかし、具体的にどのような影響を受けるのか、分からない点も多いことでしょう。

そこで、ここではアスベストが人体にどのような影響を及ぼすのか、そして主な病気について解説します。

飛散したアスベストは肺に長期期間残ってしまう

アスベストは日本語で石綿と呼びます。安価な材料でありながら耐久性や耐熱性など優れた機能が多く、1970年〜1990年代頃まで大量に使用されていました。
しかし、1つ大きな欠点が存在します。それが人体に有害な物質であることです。
アスベストは人の髪の直径よりも細く、空気中に浮遊しやすく目視で確認できません。そのような性質があるため、呼吸時に吸い込み肺に取り込んでしまうリスクがあります。

また、アスベストは何らかの原因で空気中に飛散しますと、対策を施さない限り容易に吸い込んでしまいます。
肺に異物が侵入しますと、痰もしくは咳などで体外に排出しようとしますが、アスベストは耐久性が高いため長期間肺組織に滞留します。
そして様々な症状に繋がります。

主な影響は肺がんなど

アスベストによる人体の影響は様々ですが、その1つが肺がんです。
アスベストが肺や気管支に滞留し続け腫瘍になることがあります。一般的に潜伏期間は20年間と言われています。

アスベストが使用されているか見極めるには

平成18年にアスベストの使用について規制強化されましたので、2019年現在では防水工事を含め様々な場面でアスベストを使用されることはありません。

しかし、規制強化前に防水工事を施工してもらった場合や、自宅の建築時期が1980年代や90年代など規制が厳しくなかった時代に建てられていますと、アスベストが使用されたままになっている可能性があります。
その場合は、早急にアスベストの撤去を専門にしている会社へお願いする必要があります。

しかしその前に、そもそもアスベストが使用されているか分からないことでしょう。
ここではアスベストが使用されていたか確認できるのかということと、どのような流れで撤去してもらうのか解説します。

一般人が目視で見極めることは難しく危険

外壁や屋上など、各防水工事箇所を目視で確認したからといって、アスベストが使用されているかどうかは見分けがつきにくいです。

また、もしアスベストが使用されていた場合、その箇所へ近づくことが危険ですから、確認すること自体控えましょう。

アスベストの撤去は専門会社にお願いする

アスベストの撤去や調査は専門会社にお願いするのが基本です。自力で調査や撤去などしますと、空気中に舞ったアスベストを吸い込む危険性があります。

アスベストの撤去を行っている業者は様々でして、化学分析関連や撤去のみを専門としている会社、そして防水工事も担っている会社などで取り扱っています。

まずはアスベスト撤去で近くに関連会社がないか調べてみましょう。

定期的な防水層の点検と工事が大切

防水工事会社に定期的な保守点検及び、防水工事をお願いすることも大切です。
アスベストを使用した防水層に気付くきっかけになりますし、現在の基準に合わせた防水層が形成されます。

そこで、防水工事会社を選ぶ際に、最低限気を付ける点をご紹介します。防水工事会社の中には、高額請求や手抜き工事など悪質なケースもありますから、アスベストだけでなく選び方についても気を付けなくてはいけません。

見積もり内容が不明瞭もしくは説明不足

悪質な防水工事業者の中には、見積もり内容の説明をおざなりにしたり、不明瞭な項目をならべたりすることで、相場よりも高い金額であることを隠すケースが考えられます。

また、業者側の知識不足で曖昧な見積もり内容になっている可能性もありますから、質問するなど確認してみましょう。

相場よりも安過ぎる見積もり内容

相場よりも大幅に安い金額で、見積もりを行う業者にも注意が必要です。
費用が安過ぎるということは、作業工程を一部除いている場合や低品質な材料を使用予定している可能性があります。

安いからといって即契約するのではなく、相見積もりなど慎重な行動が必要です。

優良な防水工事会社を探すなら一括見積もり会社の利用がおすすめ

              

アスベストの撤去に関しては専門会社にお願いするのが一般的ですが、防水層の工事は防水工事会社が行う部分です。
しかし、肝心の防水工事が適切な工法でない場合や、高額請求された割に施工不良が見つかるなど問題のある業者に発注してしまっては、無駄な費用と時間がかかってしまいます
その場合は、別の業者に防水工事を発注することになるため、費用がかさみます。

無駄な工事を発注しないためにも、防水工事会社の選定は当サイトの相見積もりを利用するのがおすすめです。
防水工事セレクトナビでは、300社以上の防水工事会社の中から一括見積もりします。

また、簡単な入力であなたの希望に沿った、防水工事会社を3日以内に相見積もりしますからお急ぎの方にもメリットがあります。

この機会に防水工事セレクトナビのご利用を検討してみてはいかがでしょうか?

見積もり相談完全無料

セレクトナビは全国対応です

  • 費用と相場
  • 成約実績
  • 工法の種類
  • お役立ちコンテンツ
  • お祝い金について
  • 大規模修繕工事
  • 広告掲載について